ECサイトを作ったのに売れない——その原因は実は5つのパターンに集約されます。この記事では、メディレクションがEC支援の現場で見てきた「売れないECサイトの共通点」とその解決策を、チェックリスト形式で解説します。今日から使えるチェックリストで、自社のECサイトの課題を特定しましょう。
まず現状把握:Googleアナリティクスで3つの数字を確認する
対策を始める前に、現状を正確に把握することが重要です。Google Analytics 4(GA4)で以下の3つを確認してください。
- 月間セッション数:1,000未満なら集客改善が最優先
- 直帰率:70%以上ならファーストビューの改善が必要
- 購入完了率(CVR):1%未満なら商品ページ・購入フローの改善が必要
どの数字が問題かによって、対策の優先順位が変わります。
原因1:集客できていない(セッション数が少ない)
ECサイトはオープンしただけでは誰も来ません。月間セッション数が1,000未満であれば、まず集客改善が最優先です。
解決策
- Google広告・Meta広告を開始する(月3〜5万円から)
- InstagramなどSNSで商品・ブランドを継続的に発信する
- SEO対策(商品カテゴリページの最適化・ブログコンテンツの充実)
- Googleショッピング広告の設定
✅ チェックリスト
- □ Googleアナリティクスでセッション数を月次確認している
- □ Google広告またはMeta広告を運用している
- □ InstagramなどSNSで月4回以上投稿している
- □ Googleショッピングに商品を掲載している
原因2:ファーストビューで離脱されている(直帰率が高い)
サイトに来ても「自分には関係ない」と判断されると数秒で離脱されます。直帰率が70%以上の場合、ファーストビューに問題があります。
解決策
- 「何を売っているサイトか」を3秒でわかるようにする
- 「どんな人向けか」をキャッチコピーや画像で明示する
- スマートフォンでの表示を最優先で最適化する(現在ECアクセスの6割以上がスマホ)
- ページ表示速度を3秒以内に改善する
✅ チェックリスト
- □ スマホで開いて3秒以内に「何のサイトか」がわかる
- □ トップページに目立つCTA(購入・問い合わせ)ボタンがある
- □ PageSpeed InsightsでモバイルスコアがCM以上(50点以上)
- □ 不要な画像・プラグインを削除して表示速度を改善している
原因3:商品ページの情報が不足している
商品ページはECにおける「店員」です。訪問者の疑問に答えられていないページは購入につながりません。
解決策
- 商品画像を5枚以上用意(複数角度・使用シーン・サイズ比較など)
- 購入後のイメージが湧く説明文を書く(「何がどう変わるか」を中心に)
- スペック(サイズ・素材・産地・使い方・注意点)を詳しく記載
- レビュー・口コミを積極的に集めて掲載する
- 送料・配送日数・返品条件を明確に記載する
✅ チェックリスト
- □ 商品画像が5枚以上あり、使用シーンがわかる
- □ 商品説明が300文字以上あり、ベネフィットが伝わる
- □ レビューが1件以上掲載されている
- □ 送料・配送日数が商品ページ上で確認できる
- □ 返品・交換のポリシーが明確に記載されている
原因4:カート離脱率が高い(購入フローに問題がある)
商品をカートに入れたのに購入しない「カート離脱」はECの大きな機会損失です。カート離脱率の業界平均は約70%と言われています。
解決策
- 会員登録なしでゲスト購入できるようにする
- 決済方法を増やす(クレカ・Amazon Pay・コンビニ払い・後払いなど)
- 購入ステップを3ステップ以内に収める
- カート放棄メールの自動送信を設定する(Shopifyは標準機能で対応)
- SSL(https)を必ず設定し、セキュリティの安心感を示す
✅ チェックリスト
- □ ゲスト購入(会員登録不要)が可能
- □ 決済方法が3種類以上ある
- □ カート放棄メールが設定されている
- □ サイトがSSL(https)対応している
- □ 購入完了まで3ステップ以内で完結する
原因5:リピーターが育っていない
新規顧客獲得コストはリピーター維持コストの5倍とも言われます。一度購入した顧客を再度購入につなげる仕組みがないと、広告費を垂れ流し続けることになります。
解決策
- 購入後のステップメール(使い方・関連商品のレコメンドなど)を設定
- ポイント制度・会員限定特典を導入する
- SNSフォローを促す施策(購入後のパッケージにSNSアカウントを同封など)
- 定期購入(サブスクリプション)の仕組みを導入する
✅ チェックリスト
- □ 購入後にフォローメールを送っている
- □ ポイント制度または会員限定特典がある
- □ SNSアカウントを告知し、フォロワーを育てている
- □ リピート率(2回目以降購入率)を定期的に確認している
メディレクションでは、ECサイトの現状診断から改善提案・制作・広告運用まで一気通貫でサポートしています。「売れないECを改善したい」という方は、まずは無料相談でご相談ください。